宝石・洋服のキャッチセール

タイで宝石詐欺に遭いました。解約することはできるでしょうか。

~旅行者が海外旅行で儲けることができるなどという甘い話はありません~

タイ国では日本の消費者保護法(クーリング・オフ制度)に相当する法律がありません。さらに、購入時に購入者(邦人旅行者)が商品を確認後、金額を記載された契約書に自ら納得してサインを行っているため商法上も合法な取引であります

購入時に、「日本の某宝飾品店に持ち込めば2倍で転売できる。」等の甘い言葉を言われる場合もありますが、"言った・言わない"の話は契約書等の書面になっていないため証拠としての価値はなく刑事的な法的措置を行うことも非常に困難です。解約(キャンセル)を希望されても、できることは購入者自身が購入店に自ら行き新たな商取引として売買の交渉を行うことです。但し、販売店側が売買交渉を受け入れる義務はなく購入者が単独で交渉することは困難が予想されます。

そこで、当地の観光警察に商品(宝石)や領収書等を持参して担当警察官に相談を行うことをお勧めいたします。日本へ商品を郵送した場合、開封してしまうと証拠として採用されない可能性がありますので、受け取った商品は開封しないよう留意願います。観光警察も合法な商取引への介入・指導はできませんが、状況によっては担当警察官の立ち会いの下で、購入者は販売店との売買交渉を行うことができます。交渉の成否は、あくまでも購入者自身の交渉によるものです、新たな売買がいくらで成立するかは担当警察官も責任を負えません。

また、この種の販売店は定期的に店を閉め、名前を変えて開店しますので、購入者は購入時の販売店が存在している間に交渉を行わないと交渉相手が不在になりなにもできなくなりますので、早めに商品(宝石)と領収書等の必要書類を揃えて自ら来タイし観光警察に相談することをお勧めいたします。

なお、タイ国商務省内の Fair Trade Complaints Center (Department of Internal Trade) に連絡すると宝石詐欺等の苦情相談にのってもらえます。日本からの E-mail での相談も受け付けていますが、タイ語または英語で相談することになります。

洋服の場合は、宝石とは違い、オーダー・メイドの注文ですので購入者以外に販売店は転売を行うことができませんので買い戻し等の交渉を行うことはできません。

高価な商品をご購入される場合、信頼できる販売店で購入するか、ランダムに複数店で商品の品質・値段を確認してご購入することをお勧めいたします。さらに、その商品が本当に必要であるのか契約書にサインをする前に冷静に熟慮して契約を行って下さい。

タイ国商務省宝石詐欺等苦情相談窓口への連絡方法

Fair Trade Complaints Center
Department of Internal Trade
Ministry of Commerce

住所 : 44/100 Sanambinnam-Nonthaburi Road, Bangkraso, Muang, Nonthaburi 11000

ホットライン電話 : 1569(無料、24時間受付)

電話番号 :  0-2547-5356, 0-2547-5357, 0-2507-5512, 0-2507-5522

FAX : 0-2547-5359

E-mail : compro@dit.go.th

URL : http://www.dit.go.th

上記に連絡する場合はタイ語又は英語でお願いします。

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