タイ政府へのタミフル等引き渡しに係る記念式典の開催について

2008年12月25日

  1. 日本政府は、新型インフルエンザ対策に努めるタイ王国を支援するため、約5万8千人分の抗インフルエンザ薬のタミフル®(及び約3万5千人相当分の防護用品)をタイ王国に対して提供(約1億4千万円相当分)し、12月25日、我が方小町在タイ日本国大使からウィッタヤ・ゲェーオパラダイ・タイ保健大臣に対して、同タミフル(及び防護用品)を引き渡し、これに関する式典が開催された。
  2. 新型インフルエンザの拡散防止は、東アジア全体の課題であり、日本はWHOとも緊密に協力しつつ、「日本ASEAN統合基金(JAIF)」を活用し、2006年夏、新型インフルエンザ発生の際に一括投入される50万人分のタミフル及び70万人相当分の防護用品をシンガポールに備蓄した。これに加え、ASEAN側の要請に応え、新たに総数50万人分のタミフルをASEAN各国に追加配布支援するものであり、本日タイ王国に供与されたタミフルはその一部である。(防護用品については、シンガポールに備蓄されている70万人相当分の半分を均等割にしてタイ王国を含むASEAN各国に対して事前に配布するものである)。
  3. 今回のタミフルの供与により、タイ王国における迅速封じ込めによる新型インフルエンザ対策が一層強化されることが期待される。
  4. (参考:タイにおける新型インフルエンザ対策)

    ○ 全国約83万人の保健ボランティア(Health Volunteer)と約3万8千人の家畜ボランティア(Livestock Volunteer)が普及啓発や情報収集を担当。

    ○ 医師や疫学調査の専門家で構成される早期発見・早期対応チーム(SRRT: Surveillance and Rapid Response Team)を全国に1,030チーム設置し、迅速な監視・調査を実施。

    ○ こうした取組により、タイでは2007年以降、鳥インフルエンザH5N1型の人への感染がない。(累計では、2003年11月以降人への発症は25人(うち死亡者17人))

    本件問い合わせ先:経済部書記官(厚生担当)山下

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