
2011年12月21日
在タイ日本国大使館
今般、我が国政府は、タイにおける洪水後の感染症等の疾病の予防に資するため、タイ保健省に対し、そのニーズに応じ、約680万円相当の資機材(殺虫剤、噴霧器)をJICAを通じて供与することといたしました。また、住友化学株式会社からタイ保健省に対し、防虫剤入り蚊帳がJICAを通じて無償提供されることとなりました。
2. 本日21日(水曜日)には、15時より、タイ保健省において、日本側から小島駐タイ大使、米田JICAタイ事務所長が、また、タイ側からパイジット・タイ保健省事務次官が出席し、これらのタイ保健省向け資機材を供与する式典が行われました。
3. タイにおける洪水は、収束に向かいつつありますが、長期間水が滞留した地域では、不衛生な環境の中で水辺を好んで繁殖・生息する蚊などが今後大量に発生するリスクがあります。(ただし、現時点で洪水による特定の感染症の流行の報告はありません。)
タイ政府は、蚊などを駆除する活動を実施しているところですが、こうした活動の中で、今般、タイ保健省に供与する殺虫剤や噴霧器が活用されることにより、蚊などが媒介する感染症等の疾病の予防に資することが期待されます。
また、各家庭や避難所において就寝時などに蚊帳を活用することにより、蚊の刺咬を防ぐことができます。
4. 上記と併せて、昨日20日(火曜日)、我が国政府は、タイにおける洪水被害に対して保健・公衆衛生を対象とした、JICA保健医療調査団を派遣しました。本日21日(水曜日)のタイ保健省向け資機材供与式では、タイに到着したJICA保健医療調査団の紹介も併せて行われました。