メールマガジン「在タイ日本国大使館だより」
◆◆ 第40号 ◆◆
1. 在外選挙(第21回参議院議員選挙)を終えて
第21回参議院議員通常選挙、在外公館投票がタイ国内では、日本大使館および在チェンマイ総領事館において、先月13日~23日(在チェンマイ総では22日)まで実施されました。
今回の参議院議員選挙では、「比例代表選挙」に加え、初めて「選挙区選挙」それから「衆議院の補欠選挙」が同時に実施されました。
猛暑の中、また、時折激しい雨が降る日もありましたが、大変多くの選挙人の方々が在外選挙にお越し頂きました。
ご参考までに、タイ大使館で投票された方は、788人、在チェンマイ総領事館で投票された方は、119人でした。
皆様が記載された投票用紙は、23日にチェンマイを含め、近隣国から一度バンコクの大使館に集められ、翌24日に大使館で記載された投票用紙と共に、日本の外務省に届けられました。近隣国からバンコクへ、そして、バンコクから日本へも、全て在外公館職員が手で持って、肌身離さず目的地まで、皆様の大切な投票用紙を運んでいきました。その後、皆様が記載されました封筒が速達郵便にて、各選挙管理委員会に送られ、国内投票日(29日)に投票箱に入れられました。
30日総務省は、今般の参議院議員通常選挙に係る在外投票者数につき、以下のとおり発表しました。
- 在外選挙人名簿登録者数(29日現在) 102,551人
- 比例代表選挙 24,171人(投票率23.6%)
- 選挙区選挙 23,592人(投票率23.0%)
【参考:外務省調べによる在外公館投票者数(30日発表)】
- 比例代表選挙 20,321人
- 選挙区選挙 19,829人
【参考:衆議院補欠選挙(岩手県第1区・熊本県第3区)】
- 在外選挙人名簿登録者数(2月15日現在) 577人
- 在外公館投票者数 82人
今回、残念ながら在外投票を行えなかった方も多数いらっしゃいました。その多くは、在外選挙を行うにあたり、在外選挙人証は予め申請していなくてはならないことを知らなかった、在外選挙人証を紛失してしまった、という理由でした。
在外選挙は、国内の住民登録と選挙人名簿記載との関係とは異なり、大使館や総領事館に「在留届」をご提出頂いても、自動的には在外選挙人登録はされません。在留届を大使館や総領事館の窓口で提出して頂く際に、「在外選挙人登録申請」を同時に行って頂ければ、3ヶ月居住の要件を満たした後に、各選挙管理委員会宛に申請書が送られます。凡そ2ヶ月後に皆様の在外選挙人証が、申請を行った大使館または総領事館宛に送付されます。現在、在留届は外務省ホームページよりオンラインにて提出することができますが、在外選挙人登録申請は、大使館または総領事館の窓口で行って頂く必要があります。領事出張サービスでも、在外選挙人登録申請を行っておりますので、どうぞご利用下さい。
なお、在外選挙人証を紛失してしまった場合には、「在外選挙人証再交付申請」を行って頂くと、1ヶ月ほどで新たに在外選挙人証が選挙管理委員会から送付されます。この機会に、是非お手続き頂けますようお願いいたします。
在外選挙に関する詳細については、以下をご参照下さい。
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/senkyo.htm
または、大使館領事部在外選挙担当までお問い合わせ下さい。
電話:0-2207-8501、0-2696-3001
E-mail: senkyo@bg.mofa.go.jp
2. 最近日本人が被害に遭う傾向について(バンコク編)
現在、タイ王国(特にバンコク都内)においては、観光客を主なターゲットにした犯罪が多発しています。これらの犯罪について典型的なものとして、「いかさま賭博」や「宝石やスーツ等の売りつけ詐欺」「道たずねスリ」等が挙げられます。
これらの犯罪の被害は、観光客だけをターゲットにしたものではありません。現実にバンコクに長く駐在されている在留邦人の方も被害にあっています。
日本大使館では、この種の犯罪を防止するためには、犯罪の典型的な手口を知って頂くことが一番の対策であると考え、典型的な犯罪手口についてご紹介することにいたしました。今回はこの数ヶ月内で特に多発している「いかさま賭博」の手口について、ご紹介いたします。
(1)まず犯人(男性・女性いずれもあります。年齢幅も色々。)は、ホテルやデパート等、外国人が多く集まる場所で、シンガポール人やマレーシア人などのタイ人よりは英語が話せても自然かと思わせる国籍を自称し、
「兄弟や姉妹が日本に行くので日本の事情を教えてやって欲しい」
「仕事の関係で日本に行ったことがある。日本人を紹介したいのでホームパーティーに出席して欲しい」
等、英語で話しかけて、タクシーに乗せ込み犯人の自宅へと連れ込まれます。
(2)犯人の家でしばらく話をしていたところ、その犯人の兄弟(または友人)というものが登場します。
兄弟(友人)を名乗る犯人は決まって「船(あるいはホテル)のカジノディーラーをしている」などと自己紹介し、「昨日ギャンブルで負けたので協力してくれ」「いいカモがいる」などと様々な理由をつけて、決まって「金持ちのブルネイ人から金を巻き上げよう」と声をかけてきます。
そしてその後、「必ず勝てる方法を教える」と言って、トランプゲーム(ブラックジャック等)のいかさま手口を教え込んできます。
(3)その後、「ブルネイ人役」の犯人がやってきて、おきまりのトランプゲームが始まります。しばらくの間、「ブルネイ人」はお約束のとおり負け始めますが、ひとしきりゲームが進行すると、「最後の勝負」を持ちかけて、日本円で数10~数百万円相当の見せ金を賭けます。
ここで、ディーラー役の犯人から「見せ金が足らないので、お金を作りに行こう。絶対にこちらは負けないので問題ない。」等と言い、ATMでクレジットカードの限度額までキャッシングさせ、それでも不足だとして、付近の宝石店や金製品店で数万~数十万バーツ相当の金製品を購入させられます。
そのうえ更に「トランプはお互いの掛け金が釣り合うまでオープンできないので、日本に行ってお金を作ってきて欲しい」などと言い、日本へ帰国して借金するように指示してきます。
(4)現在、日本大使館に寄せられるこの種の手口による詐欺の相談は、ほとんどが上記のようにパターン化されたもので、相談者の多くは、日本に帰国してからこの手口の存在を知り、詐欺にあったことに気づいた方です。また、日本で実際にお金を準備し、再度来タイされる方もいらっしゃいます。
文章だけ読むと「こんな不自然な手口に騙される人はいないだろう」と考えてしまいますが、相手はプロの詐欺師であり、被害があとをたちません。タイに観光にいらっしゃる日本人の皆様は十分注意してください。また、在留邦人の皆様もタイに商用・観光でいらっしゃるご知人・ご友人があれば、是非その方にもこれらの手口について教えてあげてください。
3. 渡航情報(スポット情報、危険情報)
【スポット情報】
【危険情報(2007/05/30付)】
- ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続) - ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続) - 首都バンコク都
:「十分注意してください。」(継続)
より詳しい内容については、外務省海外安全ホームページ
よりご確認下さい。
ご意見・お問い合わせ
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0-2207-8500 または0-2696-3000
■領事部
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【邦人援護班】
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【査証班】
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※【大使館緊急電話】
081-846-8265、081-809-6074
■在チェンマイ日本国総領事館
代表 053-203367
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