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在タイ日本国大使館

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プレスリリース

日本政府、ケマラート病院におけるHIV/AIDS及びSTIsのヘルスケア推進センター建設計画を支援

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、「ケマラート病院におけるHIV/AIDS及びSTIsのヘルスケア推進センター建設計画」にかかる総額2,895,900バーツの支援をしました。

 

平成30年12月12日、ケマラート病院において本件の引渡し式典が執り行われ、ウボンラチャターニー県ウィルット・ウィチャイブット副知事、ケマラート郡のクリッティコーン・ターサック郡長、ケマラート病院のピラック・ルンパッタナーチャイクン院長、そして、在タイ日本国大使館から関口昇公使他、関係者が出席しました。

 

本計画の対象地域であるケマラート郡は人口81,000人、メコン川を挟み、ラオスと国境を接するタイ東北部のウボンラチャターニー県に位置しており、国境地帯であることから、移民労働者や観光客など、往来が多く、HIV/AIDSや性感染症(STIs)などの感染リスクが高いエリアです。

 

ケマラート病院は郡立の2次医療機関であり、1990年から国境地帯でのHIV/AIDS治療及び予防活動を推進してきました。現在は抗レトロウイルス(ARV)クリニック、結核クリニック、性感染症クリニックを運営し、HIV感染者、AIDS患者(以下、「PLWHA」といいます)及びリスクグループへの治療とカウンセリングサービスを提供しています。また、同病院は、地域内の保健系NGOのヘルス・アンド・シェア財団(HSF)と連携し、対象者密着型の健康増進活動、PLWHAリーダー育成、PLWHAネットワーク強化など多角的かつ包括的にHIV/AIDS事業を推進してきました。

 

これまで、同病院のHIV/AIDS事業活動は主に公共スペースなどで実施されており、PLWHAへの診察や治療、健康増進活動を実施する患者のプライバシーが守られる場所がないという問題に直面しており、多くの患者が社会的偏見や差別をおそれ、同病院の医療サービスへのアクセスを避ける大きな要因となっていました。その結果、ARV治療を受けられないことにより、患者の死亡または地域内のHIV/AIDSの感染拡大に繋がりかねない事態となっていました。

 

本支援により、PLWHA、性感染症患者、リスクグループを対象とするヘルスケア推進センターが建設されたことで、診察、治療、健康増進活動や啓蒙活動を実施できる施設が整備されました。さらに、地域内の住民や学生、地方自治体のHIV/AIDS問題への理解や意識向上、予防知識を普及させるための展示室も整備されました。

 

今後、当該地域のPLWHAの医療環境の改善、国境地帯のHIV/AIDSや性感染症の予防、及び地域内のHIV/AIDS事業の関係機関のネットワーク強化が期待されます。

 

日本政府は今後も、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、人間の安全保障のための取り組みを支援していきます。

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お問い合わせ先

在タイ日本国大使館 経済部 草の根・人間の安全保障無償資金協力担当

  • Tel:02-207-8500 / 02-696-3000 (代表)
  • Fax:02-207-8517