日本政府、「バンコク大量輸送網整備計画(レッドライン)(第二期)」への円借款供与を決定

平成27年6月12日
在タイ日本国大使館

日本政府は、「バンコク大量輸送網整備計画(レッドライン)(第二期)」にかかる総額382億300万円を限度とするタイへの円借款供与を決定しました。平成27年6月12日、タイ財務省において、佐渡島志郎大使とソンマイ・パーシー財務大臣との間で書簡の交換が行われました。本件は、タイに対する5年ぶりの新規円借款供与となります。

本計画は、バンコク首都圏において、大量輸送システムを整備することにより、増加するバンコクの輸送需要への対応と、交通渋滞の緩和及び大気汚染の改善を図り、もって地域経済の発展及び都市環境の改善に寄与するものです。今回は第二期として、全体の供与額の一部を供与します。なお、供与条件は以下の通りです。

(1) 金利:年0.4%(優先条件(環境・気候変動)を適用。但し、コンサルタント部分は0.01%)
(2) 償還期間:20年(6年の据置期間を含む。)
(3) 調達条件:一般アンタイド

本年2月9日に行われた安倍総理とプラユット首相による日タイ首脳会談において、両首脳は、タイ国内の鉄道整備が、タイ経済の更なる発展及び地域内の連結性強化にとって極めて重要であるとし、両国が具体的な協力を進めていくことを確認しました。また、5月27日には、国土交通省とタイ運輸省との間で「鉄道分野に関する協力覚書」を締結するなど、タイの鉄道整備における日タイの協力体制を更に強化する方針です。今回の円借款の供与対象であるレッドラインは、日タイの鉄道整備における具体的な協力案件として期待されています。

5月21日には、安倍総理が、アジアのインフラ需要に応えるべく今後5年間で約1,100億ドルの投資を行う「質の高いインフラパートナーシップ」を発表したところあり、日本政府は、今後も資金協力等を通じてタイにおける質の高いインフラ整備を支援していく所存です。

【お問い合わせ先】

在タイ日本国大使館
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