草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクト

日本政府、ノンカイ県における「HIV感染者及びAIDS患者のための入居型施設拡張計画」を支援

平成28年6月7日
在タイ日本国大使館

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、グッド・シェパード・シスターズ (ノンカイ) 財団による「HIV感染者及びAIDS患者のための入居型施設拡張計画」にかかる総額3,653,400バーツの支援をしました。

平成28年6月7日、ノンカイ県にある本件施設、ガーデン・オブ・フレンドシップにて、ノンカイ県プラソン・コンカオロップタム副知事、グッド・シェパード・シスターズ (ノンカイ) 財団代表 シスター・スパットラー・アナンタチャート、そして、福島秀夫次席公使が出席の上で、HIV感染者及びAIDS患者のための入居型施設拡張計画に係る施設の引渡式典が執り行われました。

本計画の支援対象である「ガーデン・オブ・フレンドシップ」は、ラオスと国境を接するノンカイ県に位置するHIV感染者およびAIDS患者 (PLWHA) のためのケア施設です。ここでは、急性期/抗レトロウィルス薬 (ARV) 調整期の患者の入居型ケア、および一定の回復後に自立生活を送る者を対象としたアウトリーチ (訪問) 型ケアを提供しています。

昨今ではARV療法によりPLWHAの寿命が延びており、入院・入居によるケアを必要とするPLWHAの数も増加傾向にあり、居室不足の状態が続いていました。しかしながら、タイ国の社会保障制度上、公的機関・公立病院のみですべてのケースに対応することは困難で、民間組織との連携が不可欠となっています。したがって、同施設においては、専門職看護師やソーシャルワーカーを配置し、近隣の公的機関および公立病院と連携し、主に特別なケアを必要とするPLWHAを受け入れています。

本計画を通じて、より多くのPLWHAを受け入れることが可能となり、一定のケアを提供後に自立生活を促進することによって、PLWHAに対する人間の基本的ニーズ (BHN) の確立と、生活の質 (QOL) の向上の実現につながるものと期待されます。

今回、日本政府は、本計画が「人間の安全保障」の観点から、緊急性や必要性が高いものであることから、草の根・人間の安全保障無償資金協力で支援する意義は大きいと判断し支援を決定しました。

日本政府は今後も、人間の安全保障のための取り組みを支援していきます。

    

【お問い合わせ先】

在タイ日本国大使館
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