広報文化事業

6月17日、タマサート大学東アジア研究所創立40周年の記念行事の一環として、広報文化部主催による茶道デモンストレーションが行われました。

タマサート大学東アジア研究所は今から40年前の1985年に日本政府からの支援によって建てられた「日本研究センター」が基となっており、今では日本、中国、韓国など東アジア全域の地域研究を行う施設として政治、経済、言語をはじめとした様々な研究・調査、セミナー等が行われています。
また、東アジア研究所には、福田赳夫元総理大臣が命名した「悠遊亭（ゆうゆうてい）」と呼ばれる茶室も建てられています。
この茶室は、2011年の洪水で大きな被害を受けましたが、タマサート大学の支援により、2年前に修復されています。

今回の記念行事では、川村真紀広報文化部長とともに、茶道表千家上岡先生社中の皆様のご協力で、お抹茶をお客様に召し上がっていただきました。お抹茶は、中村茶舗の「山水の白」、お菓子は巌邑堂の練り切りをご提供しました。

お茶のデモンストレーションでは、タマサート大学の先生方、学生や東アジア研究所と提携した高校関係者・高校生にお点前を披露しました。茶の湯の歴史や文化についての説明を聞きながら、学生たちは様々な花の形をあしらった練り切りを撮影したり、初めての抹茶の味に少し驚きながらもお点前を楽しんでいました。