プレスリリース

2020/3/18

日本政府、「ラノーン県バーンパークナーム学校における校舎建設計画」への支援を決定

2006
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「ラノーン県バーンパークナーム学校における校舎建設計画」にかかる総額2,909,900バーツの支援を決定しました。
 
令和2年3月18日、在タイ日本国大使館において、川村博司次席公使とバーンパークナーム学校のシリラック・ウォンガヴィーヴィット校長との間で署名式が執り行われました。
 
ラノーン県コンティー島は、タイ・ミャンマー海上国境域のパークナーム区に位置し、本土から1km離れています。島の面積は880平方メートルで2村から成り、人口は約1,100人(495世帯)です。住民の多くはミャンマーから移民労働者であり、島内及び周辺地域の水産業や小売店により雇用されて生計を立てています。バーンパークナーム学校は島内唯一の公立学校であり、山岳地域や遠隔地(highland and remote rural area)において、自宅から中学校までの距離が遠い生徒のために、中学校教育も提供できるよう拡張された小学校(Opportunity Expansion School)に位置づけられ、幼児・初等・中等教育を提供しています。2019年度時点では,生徒161名(その中95人が移民児童)と教師及び職員16名が在籍しています。
 
1949年に開校したバーンパークナーム学校には校舎が2棟あり、普通教室5室と特別教室10室が設備されています。教育省における規定によると、11学級のある同校には,普通教室11室と保健室や数学室などの特別教室9室が必要とされており、同校はこの規定を満たしておらず、小学4・5・6年と中学1・2・3年は、特別室と併用せざるを得ない状況にあります。
 
これに対して同校は毎年ラノーン県基礎教育事務所に校舎新築予算の申請を提出してきましたが、学生数が少ない上に地方のOpportunity Expansion Schoolであることから学校運営予算の必要最低限しか配分されず、新校舎建設費を捻出することが不可能です。また、教育省にも予算申請を行っているものの、認可されていない状況です。自助努力による新校舎建設は困難であることから、草の根支援の要請に至りました。
 
このような状況を受け、日本政府は、高床式4教室からなる校舎1棟及び教室備品を整備することにより、適切な教育環境が整うことになると判断し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を決定しました。
 
日本政府は今後も、人間の安全保障のための取り組みを支援していきます。

 

お問い合わせ先

在タイ日本国大使館 経済部 草の根・人間の安全保障無償資金協力担当

  • Tel:02-207-8500 / 02-696-3000 (代表)
  • Fax:02-207-8517