プレスリリース

2021/3/22

日本政府、「バンコクにおけるストリートチルドレンのための車両整備計画」への支援を決定

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日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「バンコクにおけるストリートチルドレンのための車両整備計画」を支援するため、総額1,313,400バーツの供与を決定しました。

令和3年3月22日、在タイ日本国大使館において、梨田和也大使とタイの子供財団のイルヤ・スミノフ理事長との間で署名式が執り行われました。

子どもがストリートチルドレンになる主な原因は、家庭内暴力・児童婚・貧困等の家庭問題と言われています。家出をした子どもたちが自ら生計を立てる方法は限られているため、「薬物の運び屋」や「売春」等の違法産業に走るケースもあります。また、路上で生活すると入浴の機会がないなどの衛生的な問題を抱えてしまいます。このため、本来子どもたちに確保されるはずの基本的な権利を行使できないまま、危険な生活を送らざるを得ません。このようなストリートチルドレンはタイ全土で約20,000人いると推計されており、公的機関の下で保護されているのは、その内でも約5,000人にとどまるとされています。

バンコク都ポーンプラーブ区に所在している同財団は、同区にあるフアランポーン駅周辺で生活しているストリートチルドレンを保護し、公的機関に行くことができない子供達の社会的自立及び社会復帰を目指して活動してきました。宿泊施設では、宿泊に加えて、シャワー、1日3食の提供、及び教育の提供の他、団体所有のバンを使用し子どもたちの社会的自立のための施設外活動を実施しています。しかし、既存のバンは17年間にわたり使用しており、買い替えが必要となっていますが、寄付金のみで運営しているため、新車購入の予算を確保することが不可能な状況です。

日本政府は、同財団からの要請を受け、車両1台を整備することにより、ストリートチルドレンの社会勉強や社会復帰活動が継続できるようになり、子どもが自分らしく成長し社会で生活できることにも繋がると判断し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を決定しました。

お問い合わせ先

在タイ日本国大使館 経済部 草の根・人間の安全保障無償資金協力担当

  • Tel:02-207-8500 / 02-696-3000 (代表)
  • Fax:02-207-8517