メールマガジン「在タイ日本国大使館だより」
メールマガジン「在タイ日本国大使館だより」第171号
【第171号の内容】
- 夏季休暇シーズンに海外渡航を予定されている皆様へ
- 在外選挙人登録が日本出国時にできるようになりました
- 7月以降の領事出張サービス
- 7月の大使館領事部・在チェンマイ総領事館休館日のお知らせ
- 海外安全情報(危険情報等)
1. 夏季休暇シーズンに海外渡航を予定されている皆様へ
夏季休暇シーズンには、在留邦人の方が第3国への旅行、また在留邦人の親族、友人の方々等、数多くの方がタイに渡航されます。今一度、以下をご参考にしていただき、安全で楽しい滞在、休暇をお過ごしください。
(1) 旅行の前に
ア. パスポートの残存有効期限をご確認ください
タイ周辺国の多くはパスポートの有効残存期限が6か月以上必要としています。パスポートの切替えは1年未満になった日から可能です。
イ. 渡航先でパスポートを紛失又は盗難にあった場合
まず、最寄りの警察署で紛失(又は盗難)届を取得します。その他必要書類等については滞在国の日本大使館ホームページをご確認ください。
(参考)在タイ日本国大使館HP「タイで旅券を紛失した場合の手続き」
ウ. 海外旅行傷害保険に加入する
海外旅行の際には海外旅行傷害保険に加入されることを強くお勧めします。思いがけず旅行中に体調を崩したり、けがをした場合、日本国内の様に国民健康保険は適用されませんので病院への入院、治療費等は全額負担になります。深刻な症状を発症し、日本への医療搬送を希望したくても支払いに問題が発生したり、保険加入有無の確認に時間を費やす事案も散見されます。クレジットカード付帯の保険は事前に適用条件や補償額をご確認ください。
エ. たびレジに登録する
海外渡航や在留の際に、緊急事態が発生した場合、外務省または在外公館から随時情報を提供いたします。在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(旅行者・出張者を含む)でも、緊急時に情報提供を受けられる海外旅行登録システム「たびレジ」 があります。
(2) タイ入国の際の注意
ア. たばこ・酒等の持ち込み
~「知らなかった」は通用しない厳格な取締まり。一時的な預かりでもダメ!~
タイ税関では、たばこ及び酒類の不法持ち込みで当局により摘発された者に対し、高額な罰金を科しています。たばこについては、紙巻きたばこであれば200本(1カートン)、葉巻等であれば250gまで、また酒類については1リットルまで免税での持ち込みが認められます。これら免税たばこや酒類等について、規定量を超えてタイ国内に持ち込もうとした場合、税関検査で摘発されると高額な罰金を科せられるほか、物品も全て没収されます。また、電子タバコのタイへの持込みは禁止されています。
こうした検査・摘発はタイ当局の主権・判断に係わる事項ですので、在外公館が摘発された人に代わって交渉したり、判断に異議を唱えたりすることはできません。摘発を不服として罰金支払を拒否した場合や罰金が支払えない場合には裁判となりますが、その間、身柄を拘束されることもあります。
タイへ渡航される皆様には、当地の法律を守り、快適なタイの滞在を過ごされるようお願いします。
なお、タイ国政府観光庁によれば、たばこについて「他人の分を1人で持っているだけでも没収及び罰金となります」とのことです。以下URLを参考にしてください。
https://www.thailandtravel.or.jp/about/basic/
イ. 入国スタンプを確認する
タイ入国時、入管職員に必ず入国スタンプを押印してもらい、またその印を確認してください。上段の年月日は入国日、下段は滞在期限です。滞在ビザをお持ちの方は、ビザの種類、期限と合致しているか確認してください。
また、入国印がないとタイを出国できません。特に、鉄道等陸路で国境を越える際、国境の駅で一時下車し、入国管理局での手続きが必要です。また、入国印の押し忘れがあった場合は、入国した国境まで戻って手続きする必要があります。
ウ. タイ国内でのドローンの飛行について
最近、ドローン飛行に関する問い合わせが増えています。ドローンのタイへの持込み関しては、NBCT(タイ放送通信委員会)へ輸入許可が必要です。
また、飛行にはCAAT(タイ民間航空庁)の事前許可が必要です。それぞれ無許可で持ち込み、飛行させた場合は罰せられます。詳しくはタイ政府観光局のURL(英語)を参考に、ご自身でご確認ください。
https://www.tourismthailand.org/What-news/detail/Drone-Regulations-in-Thailand--2850
2. 在外選挙人登録が日本出国時にできるようになりました
新たに海外に転出される方で、最終住所地の市区町村の選挙管理委員会の選挙人名簿に登録されている方が、当該市区町村から直接国外に転出する場合には、国外転出時に、当該市区町村の選挙管理委員会に対して直接申請(出国時申請)を行うことができるようになりました。詳しくは以下の総務省HPをご覧ください。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/netsenkyo.html
3. 7月以降の領事出張サービス
7月はシラチャにおいて領事出張サービスを実施いたします。近隣にお住まいの方は是非御利用ください。なお、領事出張サービスはすべて予約制となります。当日の会場での申請も予約制となりますので、ご注意ください。ご利用に際しての注意事項につきましては、こちらをご覧ください。
【日時】7月12日(木)11:00 - 14:00
【場所】チョンブリ・ラヨーン日本人会 (イースタンタワー1階 39 Soi Tatsubar 2, Jermjomphol Rd., Sriracha, Chonburi 20110)
また、領事出張サービスの年間計画表はこちらからご覧ください。
4. 7月の大使館領事部・在チェンマイ総領事館休館日のお知らせ
今月の大使館の休館日は、土・日曜日及び27日(金:三宝節振替)、30日(月:国王誕生日の振替休日、安居入り振替休日)です。
※7月16日(月)(日本の祝日、海の日)は通常通り開館します。
※休館日の前日及び翌開館日(特に開館直後の時間帯)は、終日大変混み合うことが予想されます。手続きに時間を要する戸籍・国籍関係、急を要しない旅券や証明の申請は、時間をずらしてお越し頂くことをお勧めいたします。
※平成30年(2018年)の大使館休館日のお知らせ
5.海外安全情報(広域情報、危険情報)
危険情報(2018年4月19日付)
- ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
:「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)。」(継続) - ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続) - プレアビヒア寺院周辺地域(タイのシーサケート県のカンボジアのプレアビヒア県との国境地域)
:「レベル1:十分注意してください。」(引き下げ) - 首都バンコク
:「レベル1:十分注意してください。」(継続) - スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
:危険レベル解除
詳細ににつきましては、こちら の内容をよくお読みください。
【外務省参考リンク】
◎在留届を提出されている方は、記載事項変更(転居等による住所変更、携帯電話番号やemailアドレスの追加・変更等)、または帰国による転出等があれば必ずお知らせ願います。
◎在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録(「たびレジ 」)を、ぜひ活用してください。登録者は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡の受け取りが可能です。
◎緊急事態が発生した際、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を利用し、在留届や「たびレジ」に登録のあった携帯電話番号に当館より関連情報を送付したり、返信を求めることにより安否確認を行う場合があります。本システムでは、原則タイの国番号(+66)を使用し、メッセージは半角英数字(ローマ字)で送信します。
詳細については、以下の外務省海外安全ホームページをご覧ください。
ご意見・お問い合わせ
在タイ日本国大使館
ホームページ「ご意見箱」
◆代表電話:02-207-8500 または02-696-3000
◆領事部
【旅券・証明班】02-207-8501、02-696-3001
【邦人援護班】02-207-8502、02-696-3002
【査証班】02-207-8503、02-696-3003
FAX 02-207-8511
窓口受付時間 08:30-12:00、13:30-16:00
在チェンマイ日本国総領事館
ホームページ「ご意見箱」
◆代表電話:052-012-500
FAX 052-012-505