プレスリリース
令和3年9月27日
新型コロナ対応のための緊急無償資金協力(酸素濃縮器の供与)の 引渡し式の実施

9月27日、ノンタブリ県のバーンヤイ病院において、サーティット保健省副大臣と梨田和也駐タイ日本国特命全権大使が出席し、日本政府が先月決定した約180万ドル(約1.95億円)の緊急無償資金協力による酸素濃縮器供与の引渡式典が行われました。
今回、日本政府が供与する868台の酸素濃縮器は、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)を通じて調達され、同病院含め、タイ全土の病院、医療施設で新型コロナ患者の治療に利用される予定です。
梨田大使は同式典において、コロナ対策の最前線に立つ医療従事者をはじめとしたすべての関係者の献身的な努力に敬意と感謝の意を表した上で、日本政府はタイにおいて、今回の支援に加え、約165万回分のワクチンの贈与、ワクチンの輸送や保管に必要なコールドチェーンの整備、新型コロナの検査体制強化や治療薬開発に必要な施設・機材の整備などの協力も行っている、今後も日本の「戦略的パートナー」であり友人であるタイ国民、政府が新型コロナから強く再建する取組を継続して支援していくと述べました。